【長男読書】「不死身の特攻兵」鴻上尚史
少し時間がかかりましたが、先日長男が「不死身の特攻兵」を読み終わりました。
数ヶ月前に大型書店で自分が興味を持って立ち読みしていたのを、
一緒に本を探していた長男も興味が湧いたようで、読んでみたいとのこと。
少し難しいかな…とも思いましたが、文体や表現に難しいもの少なく、
長男本人が太平洋戦争とかに興味を持っていたこともあり、
児童向け以外の書籍を読む良い機会だと思って購入しました。
不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか (講談社現代新書) [ 鴻上 尚史 ] |
ホントはね、父ちゃんが読みたかったんですよ😅
でも長男の興味が向いている機を優先して、長男に先に渡しました。
9回も特攻出撃しながら生きて帰って来た佐々木氏。
あんな時代にそんなことがあり得たのか?
帰還した後はどんな状況だったのか?
自分はそんなところに興味が湧いて読みたくなったのですが、
長男も凡そ同じような興味だったようです。
通塾や外出の空き時間に読むことが多いので、なかなか読み終わりませんでしたが、
ときどき書いてある内容を聞いてみると、比較的しっかり読めている感じでした。
少し戻ったところを読んでいるときもありましたが、
忘れてしまった前出部分を再確認するために読んでいたようです。
長い作品の全体像を捉える練習にはなったかな。
主人公の佐々木氏の気持ちとか、周囲の人の態度とか、
苦手とする心情理解を必要とする部分が多そうですが、
こっちもちょうど良い練習なったかな。
鴻上尚史氏が書いているからか堅苦しい表現が殆どないため、
小学4年生でも苦労せずに読めます。
重松清氏の作品が普通に読めるなら大丈夫でしょう。
ただ内容的に女の子は興味が湧かないかも。