【父読書】「みかづき」森絵都
何年か前の中学入試で数多くの学校から出題された「みかづき」。
高度成長期と歩調を合わせるかのように成長してく塾が舞台で、
その延長線上にある中学入試で出題されるというのも面白く、
昨今では珍しいか〜な〜り厚い文庫本ですが、
夏期講習の出待ち時間を使って読んでみました。
小学校高学年以降、千葉で育ってきた自分にとっては、
馴染みの深い地名がたくさん出て来ますし、
当時の街の雰囲気とかを思い出して、
すっかり作品に取り込まれてしまいました😅
宮本輝の「流転の海」みたいなところも好きだな。
しかし、これが入試で出るのかぁ…。
どこを切り取ったか知りませんが、
すごい作品を選んできたなぁ😅
というのが率直な感想です。
長男もこの本に興味があるようですが、
ちょっと分量が多くて時間がかかりそうなのと、
小学生が読んで分かる部分が少ないので🙅🏻♂️
読んで欲しい本が他に沢山あるしね🙂