【父読書】欲望の資本主義
NHKで放映されて話題となった「欲望の資本主義」を書籍化したものです。
オンエアは見逃してしまってとても残念だったんですけど、
大型書店をぶらついていたら書籍化されていたのを発見し、
早速購入して読みました。
欲望の資本主義 ルールが変わる時 [ 丸山 俊一 ] |
欲望の資本主義2 闇の力が目覚める時 [ 丸山 俊一 ] |
自分が要約できるほど易しい内容ではないですが、
「単純労働は機械化、システム化されて人間の仕事ではなくなる。」
「人間にはクリエイティブな内容を持つ仕事しか残らない。」
「このままでは貧困格差は広がる。」
など子どもたちの将来に直結することが書いてあります。
まぁ、あちこちで唱えられていることではありますけど。
小難しい単語が時折出てきますが、
インタビュー形式で書かれているので、読みやすいです。
経済学を学んだ人にとっては当たり前のことらしいですが、
個人的には
「神の見えざる手が見えないのは、今はもう存在しないから。」
というのが驚きでした😳
学校で教わったのは30年以上前のことだもんな。
それから経済学も進歩しているのですね。
歴史の年号も、自分たちが覚えたのと違うのも多いし、
教科書に載っていた肖像画も別人の可能性があったりするしなぁ。
自分の得た基礎知識が、現在の基礎知識ではないんですね。
子どもの勉強をみていると、面積図とかあるし、
基礎知識の新陳代謝が必要だなと痛感しますが、
それに通ずるものがありました。