続:読解問題の設問と出題文どっちが先?
少し前に書いた国語の読解問題の設問と出題文の話の続きです。
帰りのお迎えのときに、以前国語を担当してくれた講師が送り出しに居ましたので、
ご挨拶も兼ねて聞いてみました。
結論から言えば「絶対に出題文が先」だそうです。
長男も一緒に聞いていたので、実際には子ども向けの表現でしたが、
お話のポイントは凡そ以下のような感じでした。
・出題文が長くなる傾向にあり、設問の選択肢を先に見ても覚えていられない。
・印象に残った選択肢を正解だと思い込んで、それに合う部分を探して読んでしまう。
・傍線や空欄の近くばかり読んでしまい、出題文全体を理解できなくなる。
・傍線近くに答えがある問題は簡単なので、設問を先に読まなくても解ける。
・傍線から遠いところに答えがある問題こそ合否の鍵で、正解には全体把握が不可欠。
・だからこそ線引きして、目印を付けながら読むことが大事。
Stさんのコメントとも合致している部分もありますね。
どのレベルのクラスでもこの基本は同じであり、
この基本がしっかりできている子が、結果的に得点に繋がって上位クラス…
という傾向になっているそうです。
もちろん漢字や語彙などが一定レベルになっている前提で、ですが😅
信頼している先生に諭されれば、長男も素直に受け入れると思うんですが、
その基本がしっかり自力で出来るかは別問題でして…😭
でもそれを当面の目標にして頑張ってもらわねば🤔
因みに…。
お話をしている中に、
「中学からも出題文をしっかり読むようにと言われていますし…」
というフレーズがあったことも付記しておきます。